MUKU-DATA  ホワイトオーク、ホワイトアッシュ
昨日、打合せに同席して話を聞いていたら、
シンプルな室内で白い塗り壁、窓の回りは少し大きめの木枠が回っていて・・
の件があった。
白い塗り壁は強い白ではなく、、優しい白。。。
この業界に30年近くいると、
室内と外を繋ぐ「窓」に付ける『窓枠』の変化も一巡して、何がいいかとか、何がどうこう・・ってのは
答えはなく、すなわち「好み」となる事がわかる。
真壁から大壁に変わり、壁とサッシを仕切る為に「窓枠」という部材が必要になった。
当時はラワンや赤松や紅松などが多く使われていたように思う。
アガチス、イゲム、ペルポック、これらも結構出した。
米栂、米ヒバ、なんかも良く使った。
集成フリー板から割ったものもあるし、
ここ10年以上は杉の板目も多い、使い分けで柾を使ったりする工務店さんもある。
建材メーカーやサッシメーカーが塩ビ系のアングルジャクリされた窓枠も一時多かったし(今も主流)
窓枠の存在が不要だと10mm見付や、窓枠なしってのもあった。
三方窓枠なしの窓台だけってのもあったり、
室内の部材としての「窓枠」一つとっても
ずっと話はつきないほど色々とある。
大工さんが加工にきているが、
今回加工されている窓枠は見付20mmの窓四方に回すスタンダードな木枠
材はホワイトアッシュ材
昨日の話の
優しい白い壁に、フレームは大きめの木枠・・
のイメージ
そこに使われる木枠の材質は何がイメージ近いのか・・・
優しい白をもっと感じる事ができて調和できる木枠とは・・・
そんな事を今朝漠然と考えていた。

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